4月16日、野菜組第三回が行われました。
さてさて、 前回まいたニンジンやゴボウは、芽を出したかな?
今年の春は、雨が多くなかなか気温が上がりません。例年に比べ、発芽が遅れています。
ゆっくりとした春ですが、今日も前回に続いて野菜の種をまきました。大根は「すじまき」、小カブは「スジばらまき」 前年の草が枯れて積み重なるところに、わずかにまき床を作り、種をまきます。
ラディッシュは枯れ草の上から「ばらまき」 その後枯れ草を地ぎわで刈って、種を土の上に落としてやります。
草の中の種まき。草は野菜の敵ではありません。草が地面を覆ってくれているから、自然農の畑は水やりしなくても大丈夫。常に土の中に水分が保たれ、野菜や草を育ててくれるのです。
ところで、今日の旬の野菜は?
路地で冬を越した、とう立ち前の「冬菜」
とても元気で勢いがあります。
それからこれ。「白菜」の菜の花。
これはとっても美味しい、でも種取りに残します。
まだまだ寒いから「大根の干葉湯 (ひばゆ) 」(昨年秋に収穫後保存) も飲んでみました。
身体を内側から温めてくれますよ。
さて後半は、野菜の原産地や性質、作付け計画について学びました。
今、私たちが食べている野菜のほとんどが、外国から来たものなんですね。
そして野菜の性質も実に様々。その各野菜の性質に応じて、作付け計画を立てていきます。
始めから、すべての野菜を自給することは大変ですが、あせらずにひとつひとつ経験を重ねていきましょう。
今日も生きものいっぱい ありがとう地球!